回復するはずの天気がぐずついていた。霧雨の様な雨が降ることもあったが、全般的には涼しくて身体には楽な練習。ただ、ボールが滑って手こずった。

　今週は出席率が低くくて8名の出席予定者だったが、未定の2名が出席で10名に。練習当初は草が濡れていて、ボールを落とすと滑り易かったが、終盤には乾いて良い状態になり、プレイ合わせから5対5のスクリーメージまで出来た。

　久し振りに参加のAYUはボールが怖そうで、キャッチング練習では目をつぶりまくり。後半になってやっと慣れたようだったが、初心者の間はブランクが空くと厳しい。基本練習をみっちり積むことが必要。

　KATOもブランクが空いた。線では無く点でキャッチしようとするKATOには、キャッチングの形を作る練習を試してみたかった。ボールを顔の前にゆっくりと動かして、前から後ろに両手をスライドさせながらキャッチングの形を作る練習。

　この練習で少し形を作ってからのキャッチングはちょっと良くなった様な。ルートパスでは良いキャッチのが出来ていたことから、5対5ではオフェンスにも入れようとしたが、遠慮されてしまった。

　オフェンスに入ることでキャッチングの練習が出来るだけでなく、ディフェンスの練習にもなることから、次回はぜひオフェンスに入って欲しい。ひょっとすると、KATOはパスコースを覚えていないのを悟られると思って逃げたのでは。

　5対5でまず鬱陶しかったのはMITCHのブリッツ。ブリッツが到達する前に投げたパスに、長い手を伸ばしてカットしてしまう。ヤバいと思ったパスもあったが、これは大丈夫だと思ったパスまで何本カットされたことか。

　RYOの様に速いブリッツも嫌だが、パスを投げるコースを制限されてしまったり、パスをカットされてしまうブリッツもまた嫌なもの。人によって得意なことは変わると思うが、ブリッツにも個人の特色を出せると面白い。

　今日の5対5では、ウィークサイドWRのスラントインやショートポストをどうしたらフリーに出来るかを課題にしてみた。これには、タイトSBのハンドオフフェイクが効果的だし、Cのパスコースが影響して来る。

　ここから派生して、WRのシャロークロス（浅いクロス）パターンを色々と試してみた。ディフェンスにとって、目の前や後ろを横切っていくレシーバーをカバーすることは難しい。

　ただ、このパスを投げるためにはある程度の時間がQBに必要。この時間を作るために、プレイアクションや逆サイドへのポンプフェイク等を試してみた。

　オフェンスに入ったMITCHに何度かシャロークロスを投げてみたが、結果は上々というところか。ディフェンスも非常にカバーし難いと言っていた。前々から気になっていたこのパターン、来週以降も練習だ。

　この練習の時に、ストロングサイドに3人のレシーバーを走り込ませるパターンもついでに。CのTETSUがアウトに出るパターンだったが、これが結果的にディレイになって効く（そういえば、試合でも相手によくやられている）。

　本人はディレイのつもりは無いのだが、結果的にはディレイになってしまうTETSUのショートアウト。それは、ブリッツを避けるためなのか、単にカットが遅いのか定かではないが。

　ボールが滑り易く、女子も入って緩い5対5だったが、今日は色々と試すことが出来て面白かった。パスコースは、全てのレシーバーに役割がある。練習を通して、その役割をみんな理解して欲しい。

　秋雨前線の影響で天気のハッキリしない日が続くが、来週も雨が降りませんように。来週もフラッグを楽しもう。

　GO RAIDERS !!

【出席者】